糖尿病になりました(1) 糖尿病とは
久しぶりのブログになります。
突然ですが、II型糖尿病になりました。
6月に入った頃から身体がものすごくだるくて、近所に買い物に行くにも信号待ちで座り込んでしまうような状態になっていました。
以前から高血圧と高脂血症で定期的に通院していたためそちらで相談したところ、住んでいる市内にある大学病院での検査を勧められたので、紹介状を書いてもらって検査に行きました。
そこで血液検査を受けたら血糖値が600mg/dL超ということで、その場で入院が決定しました。
実際には1週間ほどインスリン注射を射ちながら自宅待機だったんですが...
入院生活のことはおいおい書くとして、今回は糖尿病について簡単に紹介してみます。
糖尿病とはなんぞや、というのを糖尿病情報センターのサイトで見ると、以下のように定義されています。
「糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。」
インスリンというのは、血液中のブドウ糖を筋肉や肝臓に吸い出してくれるホルモンの一種で、膵臓という内蔵から分泌されます。
糖尿病とは、インスリンの分泌がない/少ない、または働きが悪い状態のため、食事で吸収した栄養素から生成されたブドウ糖が燃料として使われずに血液中に漂い続けてる状態です。
そのうち、溢れたブドウ糖が尿として体外に排出されるため、「尿に糖が出た」ということで「糖尿病」と呼ばれます。
具体的な初期症状としては、以下のようなものがあります。
- 喉が渇く、水をよく飲む
- 尿の回数が増える
- 体重が減る
- 疲れやすくなる
...はい、全部心当たりがありました orz
ちなみにバイタルデータでは、血液検査で分かります。
・空腹時血糖値が100mg/dL以上
で糖尿病(要治療)と診断される...らしいです。
脱線ですが。
血糖値を測る装置(指先から少し血をとってセンサーに当てると血糖値が測れる)というのがあるのですが、これインスリン注射治療を行っていない人だと健康保険適用外になるそうです。
僕はインスリン注射治療を行っているので、病院からお借りしていますが...
ちなみにAmazonで4,000円くらいで買えます。
さて。
血糖値というのは、健康な人でも食事の前後で50〜100くらいの幅で上下します。
健康診断で「血液検査があるから空腹のまま来い」というのはこれが理由ですね。
これに対しヘモグロビンA1cは1ヶ月の血糖値の平均みたいなもので、1〜2週間食生活や消費カロリーを見直した程度ではほとんど変わりません。
実際、僕も2週間の教育入院中に、血糖値は劇的に下がりましたが、ヘモグロビンA1cは0.5%くらいしか変わりませんでした。
ちなみにヘモグロビンA1cのヤヴァさを体感するには、測定値に30を足した値が自分の体温だと考えるとよいとのことです。
つまり7%なら体温が37°でちょっと風邪気味かなぁ、12%なら体温が42°で即入院という感じ。
じゃぁ僕の場合はどうだったのかというと、2020年4月の血液検査ではヘモグロビンA1cが7.1%で「ちょっと注意したほうがいいですね」という感じでしたが、入院が決定した6月末の時点では13.4%まで上がっていました。
30足すと43.4°...よく生きてたな僕...
次回は反省をこめて、「なんで糖尿病になっちゃったのか」を書いてみたいと思います。
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