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定年が見えてきたアラ還が、突然「好きなことで生きていく」と言い出してみた。

糖尿病になりました(4) 糖尿病の教育入院#2

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教育入院の1日のスケジュールは大体こんな感じです。

06:00 起床、体重測定
07:30 朝食前の血糖値を測定
08:00 朝食
09:00 看護師と1日の予定を確認、体温と血圧を測定
11:30 昼食前の血糖値を測定
12:00 昼食
17:30 夕食前の血糖値を測定
18:00 夕食、食後に体重測定
21:00 就寝前の血糖値を測定後、消灯

 

これ以外だと、入院直後と退院直前に食後血糖値の測定をする日があって、その日は10:00・14:00・20:00にも血糖値の測定が入りました。
1日に7回も指に針さされると、さすがにしびれたりしましたねぇ...

 

午前中に主治医が多数のお連れを率いて回診に来ます。
その時点で体調の変化や、薬の調整などを相談します。

 

これ以外の時間は、毎日何かしらのカリキュラムがあります。

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ベッドの上でDVDを見た後に、資料を読みながら看護師さんと話をするという感じ。
だいたい毎日30分くらいでしょうか。

 

検査は以下のようなものがありました。

  • 血液検査(数回)
  • 負荷心電図(運動中の心電図)の測定
  • 足の神経障害の有無の検査
  • 尿検査
  • 頸動脈エコー(動脈硬化の検査)

僕は入院前に眼科で検査を診けたのでやりませんでしたが、人によっては眼底出血の検査とかもあるらしいです。

 

この他に「蓄尿検査」というのが2回ありました。
これは24時間中の尿を全部採取して、量や回数を調べるものでした。
これ地味に辛かったなぁ...血糖値が高い間はトイレの間隔が短いんで、何度もトイレに立っては尿を採取し、看護師さんを呼んで採取した尿を渡すという。
午前3時にトイレに行きたくなったりすると、もう申し訳なくて...

 

食事・カリキュラム・検査以外の時間はほぼ自由時間です。
洗濯したりシャワー(予約制)浴びたり、消灯時間まではかなり自由に過ごせます。
院内は普通に移動できました。
1日30分くらいは歩けと言われていたので、外来エリアが空いてきた頃に散歩したりしてました。
院内の売店で買い物もOK。自動販売機もありましたし、外来エリアにドトールがあったのでお茶したりもできました。

 

まぁ...正直ヒマでしたね。
僕は技術書籍を持ち込んで読んでましたけど、同じ日に教育入院した人は
「もらったテキストを読むくらいしかやることがない」
と愚痴っていました。

 

病室は4人部屋でしたが差額ベッド(5,000円/日)だったので、個々のベッドの間には備え付けの収納家具がおかれており、カーテンをしめればほぼ個室状態でした。
2週間の間、隣のベッドに入院してた人の顔を1度も見ていないという...(笑)
有料(100円/日)でしたがWi-Fiが使えたので、iPadで動画見たりとかしてました。
同じ部屋の人はパソコン持ち込んで仕事してましたね。ビープ音やキーボード叩く音がうるさかった...

 

新型コロナの関係で、見舞いは家族のみ1日15分までという制限があって、さらに病室には入れず病棟の入り口付近にある面会エリアでほんの短い時間会話ができるというような状態でした。
僕は「手術するわけでもないんだから来なくていい」と見舞いを断っていたのですが、断っておいてよかったと思いました。

 

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